予想通りに7日夜から寒波が入り、8日は福岡でも雪が舞う一日。
寒波が入って山が雪に覆われると、どうしても行きたくなってしまします。
前日の8日の夜、妻に〝平尾台積もっちょるき、明日行ってみらん?〟
『ルイと行ってきぃ』と素っ気ない返事・・・
ルイに〝明日男同士で山登りに行こうかぁ?〟と聞くと「行く!行くワン!」と
喜んでます。ルイと二人(私達はルイは人で表現します)で行くことに。
翌朝、少し曇ってはいますが天気は良さそうです。
ルイと10時過ぎに自宅を出発します。途中コンビニで昼食のパンを買います。
10:50 茶ヶ床駐車場に着き、準備を始めます。
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11:10 茶ヶ床駐車場よりトレッキング開始です。
貫山へ行こうか、周防台から天狗岩へ行こうか迷いましたが、前回茶ヶ床より
キス岩への直道のアクセス道が分からなかったので、ここからでは?と思われる
所から脇道に入って行ってみます。
行き止まりだったり、草が茂ってたりで不明ですので、帰りにキス岩から降りることで
登山道を見つけることにしました。10分間道探しのロスタイムです。
11:30 中峠に到着。ここまでのアスファルト道の雪は融けかかっていますが
中峠からの登山道はしっかり雪道になってます。積雪は3~4㎝です。
雪道で少し滑りますが、新雪の上を歩けばアイゼンは着用しなくて良い感じです。
と、四方台から下りて来られてたカップルの女性が尻もちを突いて転ばれました。
すれ違いざまに確認するとアイゼンは未装着。踏み固められた登山道は滑って
しまいます。新雪の積雪の上の方が滑りません。それと歩き方と足の置き方で
結構滑るのを防げます。
今日の靴は冬靴のネパールです。重さにも慣れなければならないし、それと
履き慣らしを兼ねます。履き下ろしの時からだと、随分と履き心地が良くなりました。
12:10 四方台到着です。この辺りから積雪は6~7㎝程になりました。
5分程、休憩を取りルイに犬用ビスケットの行動食を与えます。
貫山への急な登りも、何とか滑らずに登って行きます。でも、こういう場合
スパイクチェーン、もしくはアイゼンを装着した方が、安全に楽に歩けるんですけど・・・
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12:40 貫山頂上へ到着。
山頂にはお年を召された1組のご夫婦が食事をされていらっしゃいました。
ご挨拶をして、ウィンドブレーカーを着込みお湯を沸かします。
その間にルイに水を与えます。コーヒーを入れてロールケーキを昼食で食べてると
先程のご夫婦が山頂標柱をバックに写真を撮られています。
〝お二人の写真撮りましょうか?〟「すみません。お願いします」
3枚ほどアングルを変えて撮影します。
奥様が「ワンちゃんも一緒に撮れたら・・・」
リクエストに応え、ルイを連れてきます。「お利口な犬ですね」
〝山では他の方に絶対に迷惑を掛けてはいけませんので躾してるんですよ〟
と云った矢先の撮影後、ルイの病気が出てしまいました。
恐らく雌犬の臭いと思うのですが、その辺りをクンクンと臭って周り、少し興奮状態に
なります。その時は大きな声で〝止め!〟と叫ばないと聞こえません。
〝止め!〟の合図で止めますが、口がガクガクの状態です。私を注目させ5秒程で
おさまり治ります。危害を及ぼすこと等はありませんが、大きな声を出さなければならず
お利口さんのイメージが崩れてしまいます。因みに私は妻の臭いをかいでも興奮しません。
ご主人は80歳を超えてるとの事、奥様も70代でしょうか。私達もお二人のように
年を取っても二人で山登りが出来る健康体と仲睦まじくありたいと思います。
80歳までだと後26年間山登りが出来ることになります。
26年も・・・嬉しいことです。
その上、ネットをされてるとの事でお互いの名刺を交換します。
互いにブログに訪問しましょう!と会話しました。
微笑ましいご夫婦の方にお会いでき“山はやっぱりいいなぁ~”と実感した次第です。
コーヒーをもう一杯入れて飲みながら景色を堪能します。山頂での至福のひと時です。
1時間弱滞在し 13:35 下山します。
貫山からの急な斜面を、踏み跡のない積雪に足を置いて慎重に降りて行きます。
アイゼンを付けると気にせずに降りれるのでしょうが、ノーアイゼンで
足置き重視で降りるとそれほど滑りません。
でも、数回ズズッと滑りましたが10㎝程のズレだけでした。
四方台途中からドリーネの横を通るルートで下山します。午後からは登山道も
雪解けしてます。シャーベット状の雪道は特に滑り易いので足置きに注意して
降りて行きます。
キス岩へ行く途中に、茶色の綿毛に装いを変えたハバヤマボクチがありました。
キス岩の前でキスをしたカップルは、3億5千万年は一緒にいられるという秘かな
伝説のキス岩 14:15 到着です。
ルイ曰く「僕とキスして3億5千万年一緒に居ようワン」
3億5千万年一緒に居ても良いけど、キスは遠慮します。
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キス岩から茶ヶ床への直道らしき道を降りて行きます。
数ヶ所分かれ道になっていますが、一番通ったと思われる登山道を
選んで進みます。半分藪漕ぎ状態ですが、2m弱の登山道へ出ました。
朝アスファルト道から入った道へ続いてるのではと思われる方向へ行きますが
行き止まりです。GPSで調べると朝行き止まりだった所と20m程ですが
3m程の崖になってるので諦めます。
2m弱の登山道を左に行ったので、今度は右へ行ってみます。
そのまま進むと、茶ヶ床から吹上峠へ続く未舗装の林道へ出ました。
時間にするとキス岩から10分弱のようです。林道を茶ヶ床へ進むと
5分で茶ヶ床へ到着です。
逆算すると、茶ヶ床よりキス岩への直道は15分ぐらいとなります。
茶ヶ床からアスファルト道を通って、中峠へ出てキス岩へ向かうと
25分ぐらいですので10分の短縮です。キス岩から中峠までは
10分弱ですので、貫山方面へ行くとすれば短縮にはなりません。
ただ、アスファルト道は山歩きの雰囲気に欠けますので、次回からは
このコースで登ってみることにします。
14:35 茶ヶ床へ到着し3時間25分のトレッキングを終えました。
今日の収穫はキス岩への直道が分かりましたので、満足な1日となりました。
付き合ってくれたルイにジャンボーンをあげ、トレッキング終了のストレッチをして
帰宅します。
以前は終了後のストレッチはしていませんでしたが、これが重要だと感じました。
次の日の疲れや筋肉の強張りが軽減されます。
皆さんも、試して下さい。全然違ってきますよ。(^^)b
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cocoa (火曜日, 19 2月 2013 11:50)
こんにちは。お初にコメントさせていただきます。平尾台でもこんな素敵な雪山になるんですね!!とても綺麗で感動しました。ルイ君も楽しそう!この日は、奥様は体調が悪かったのですかね?男水入らずだった訳ですね。80歳を超えても仲睦まじく山登りを楽しんで下さい。このHPは、写真もいっぱい、記事もいっぱいで盛りだくさんですね。これから私も主人を巻き込んで山に登ってみたいので、是非参考にさせて下さい。よろしくお願いします。
「陸ドル」ってどういう意味?と思っていましたら、謎がとけました。(笑)
okadol (火曜日, 19 2月 2013 15:21)
cocoaさん、コメントありがとうございます。
cocoaさんはもしかして妻のお友達の○○ちゃんですか?
間違っていたらすみません。「ご主人を巻き込んで…」でそう思った次第です。
この日の妻はいたって元気でした。行かなかったのは寒かったからではないかと…
プロフィール見ていただいたのですね。因みに妻はマーメイドだったのですよ!
人が大勢居るところで「マーメイドさ~ん!」と呼ばれると知らない人が
全員振り向くので何時しか名乗らなくなりました。(笑)
cocoa (水曜日, 20 2月 2013 18:47)
陸ドルさん、こんにちは。そう、マーメイドさんの友人です。ビンゴ!
これからも、よろしくお願いしま〜す。
okadol (木曜日, 21 2月 2013 08:29)
cocoaさん、おはようございます。
妻と「きっと○○ちゃんだよね」と話してました。
平尾台ご一緒したのは、一昨年の11月でしたね。沢山の花が咲いてました。
今度はご主人様とお友達の○○ちゃんを誘って翁草を見に行きましょう!
100株近くの群生地にご案内しますね。4月半ば過ぎです。
楽しみにしてて下さいね。
ps
今週末の24日が平尾台野焼きになっています。
okadol (土曜日, 02 3月 2013 07:56)
九重の野焼きは3月10日に行われる予定です。
平尾台そして九重へも春が近づいて来てます。
okadol (月曜日, 04 3月 2013 21:39)
坊がつるの野焼きは3月20日との事です。
10日は長者原タデ原湿原だったのかな?
4月半ばにオキナグサの咲く頃、平尾台トレッキングツアーを開催予定です。
冬のくじゅうトレッキングに参加された方々とブログ読者の方々と
ご一緒できればと思ってます。皆さんと春の平尾台を楽しみましょう!