前日18日23:30 〝明日は雪山へ行かん?〟『何処行くとぉ~?』
〝九重が最高やけど、平尾台も雪が残っちょうき、どっちかやね〟
『私、風邪ひきようみたいやき、ルイとおっちゃくき、行ってきぃ~』
〝・・・・目覚まし掛けんで起ききったら行って来る!〟との会話が
なされたわけでして・・・
0時前に就寝、2時に目が覚め、まだ早いと(-_-)zzz
2時30分と3時にまた目が覚め、ちょっと早いと(-_-)zzz
3時40分に起きて〝グットタイミ~ング!〟用意を始めます。
一切準備はしてなかったので用意に取り掛かりましたが、お正月に
坊がつるへ行って、普段は綺麗に整頓してますが、洗濯したウェア
洗った道具等、トレーラーに置いてたり、リビングに無造作に積まれ
てて、探しながらの準備です。
何時も準備係は私なので妻とルイの用意をして積み込まなければ
なりません。でも、一人分なので〝楽勝~!〟(^^)v
出発前に、コーヒーを飲んでゆっくりしてると、妻が起きて来て
『気を付けて行ってきぃよ。着いたらメールか電話してねぇ』
〝ハイハイ!〟と軽く返事して04:30 出発。
途中コンビニに寄って、朝食のパンと昼食のチャンポンとパン
前回、非常食のカロリーメイトを食べてしまったので、チョコの
詰め合わせを買い、高速利用で九重へレッツ・ゴー!
滅多に使わない高速にしたのは、凍結した小石原峠で無駄な
時間を浪費してしまうかも?との思いです。
冷水トンネル(有料200円)と筑前小郡~九重間(高速1000円)
通勤割りで高速代は半額でした。
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途中四季彩ロード沿いの町田バーネット牧場を過ぎた辺りから道路は凍結路へ。
パジェロのタイヤはマッド&スノー(ノーマルタイヤとスタットレスの中間ぐらいの
性能です)でスタットレスではありませんが、凍結路でも無理をしなければ走行可能です。
雪道走行は慣れが一番です。これぐらいで滑るとか、この速度だと止まれる等のことが
分かれば、問題なく走れます。もちろんチェーンも積んでますが滅多に装着はしません。
若い頃から2~3年前まで広島へスキーに行ってたので、雪道走行は慣れてると
自負してます。でも雪道は安全運転が基本です。
06:40 牧ノ戸到着。車は20台前後。まだ暗くて駐車場から直ぐ上にはガスが
掛かってるようです。ガスが晴れるまで少し待つことにしました。
1時間後ガスは少し上空へ上がりましたが三俣山の中腹より上にガスが
掛かってます。登ってるうちに晴れるだろうと、準備を始め08:15 牧ノ戸登山口
より入山します。
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08:35 第2展望台到着。未だガスの中です。風があり寒いなぁ~?と温度計を
見ると-11℃!牧ノ戸とは6℃の差です。標高差は150m程なのに・・・ (@_@)
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登山道脇の積雪は2~30㎝。途中朝駈けされた九重をこよなく愛される写真家の
数名の方々とすれ違い、久住分れ避難小屋を目指します。
今日の朝駈けは撃沈だったのでしょうか。皆さん足早にガスの登山道を降りて
行かれてました。
前回の年越しテント泊同様、冬靴のネパールとチェーンスパイクの取り合わせ。
流石に今日の登山者の方々のアイゼン着用率は99%です。何もかもガチガチに
凍り付いてます。この状況で、冬靴のお陰で足の冷たさは全くなし、チェーン
スパイクは6本爪より少し滑りますが十分に事足ります。
只、扇ヶ鼻先でお客様より電話が入り、携帯を取り出すのにオーバーグローブを
外してインナー手袋のまま10分ほど通話。これが寒風の中だったので指先が
痛いぐらいに冷たくなり、ようやく暖まったのが避難小屋に着いてからでした。
教訓:風が強く冷え込んでる時は、素手は絶対に駄目!インナー手袋でも短時間で。
10:15 避難小屋到着。避難小屋脇で風を避けて10分程休憩し中岳へ。
久住分れより更に風が強くなります。10:45 御池到着ですが、ガスの中・・・
皆さん、池の畔を歩いてます。〝氷が薄いのかなぁ~?〟と見てみると20㎝以上は
ありそうです。迷わず池の真ん中を歩いて行きます。
人間の心理とは面白いもので、一人が何らなの行動を起こすと他の方も同様な
行動をされます。私が池の真ん中を渡ると他の方も渡り出しました。
一旦、畔を歩かれて渡りきった方も引き返して真ん中へ行かれてました。(^o^)
御池に到着した頃から、更に強い風に変わりました。〝これでガスが晴れる!
ラッキー!〟と思って天狗ヶ城と中岳の鞍部に差し掛かった頃にガスが勢いよく
去って行きます。思ったとおりです。\(^o^)/
青空に映し出された中岳山頂が見えだしました。
途中、振り返ると池の小屋(阿蘇方面)先に雲海が見えました。雲より高い処に
居ることは何とも云えません。最高な景観です。
11:10 中岳山頂到着。強風が吹き荒れてました。
直ぐにダウンの上下を着込みます。ダウンを着れば暖かです。
景観は少しガスが残ってますが、青空をバックに周りの山々が綺麗に観えます。
今日はお気楽な単独登山。でもこの景観を妻と観れたら感動も違います。
昨年7月の初め、梅雨の合間に坊がつるへ2泊のテン泊へ単独で行きました。
テン場より大船山に登った時に、周り全てが雲海で素晴らしい景観でした。
今回と同様に妻と観れたら良かったのに・・・と思いました。
ビデオには収めてますが、やはり、その時その場で観る景観は違いますし
感動も2倍!です。私はお気楽単独より妻とルイと一緒に登る方が楽しいです。
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山頂で景観を楽しみながら飲むコーヒーは最高です。
冬山で飲むコーヒーには最低条件があります。それは暖かい事です。
もちろんコーヒーは熱々が当然ですが防寒着が重要です。防寒対策して飲まないと
コーヒーを入れてる間に身体が冷えて、熱々のコーヒーを飲んでも暖まりません。
飲食を行う時は寒くないように身体を防寒することが一番大事です。
完全防寒対策だと、寒風・低温でも数時間滞在してても暖かです。
クリームミニクロワッサンとちゃんぽんを景色を眺めながら食します。
やはり冬山は暖かいものに限りますね。以前、おにぎりを持って行った事が
ありますが凍って冷たくて食べると反って身体が冷えてしまいました。
それ以後は冬山ではおにぎりはパスするようにしました。
食べることは重要です。昔、スキーを一緒にしてた友人が大学時代、山岳部で
冬山で食事をすると身体の熱に変わって行くのが分かる!と云ってた事があります。
私は〝本当かなぁ?〟とその時は疑問に思ってましたが、今ではその事が痛いほど
分かります。食事が身体を暖めてくれるのです。彼は山岳部で北アルプスの冬山へ
よく登ってました。 (食べる事も防寒対策?と私は思います)
食事をしてると後ろから声が聞こえます。女性の声で「暖かいものを食べるのは
良いねぇ~」男性(ご主人?)の方と会話されてました。1時間ちょっと滞在してました
ので、2組の方が同じようなことを後ろで話されてました。
コンロ一つで食事のバリエーションが増えます。(^^)v
山頂滞在中は風は強いものの日が射してました。でも下山は向かい風で、フリースを
インナーに着込みます。
登る時は長袖シャツにTシャツを重ねて、先日購入した冬用ジャケットを着てました。
このジャケット中々優れものです。ゴアテックス+シンサレートで寒からず暑からず
でした。アウトレットで半額!良い買い物をしました。
妻のジャケットもアウトレットが有ったのですが、今年のモデルのものを購入。
次回着るのを楽しみにしてるようです。
12:20 下山します。登る時はガスの中だった坊がつるや御池、北千里を望みながら
久住分れを目指します。途中膝サポーターをするのを忘れてましたので、御池手前の
無風な所でザックを降ろし取り出し、チェアーに座って着用します。全く無駄な時間です。
何時も下山する前に着けるのですが、スッカリ忘れてました。年は取りたくないですね。(^^ゞ
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13:00 久住分れ避難小屋に到着。15分ほど休憩。ビデオを岩の上に設置して一人で
〝久住山へ行って来ま~す?~ただいま~?〟をしてみました。\(゜ロ\)(/ロ゜)/
行ったつもりのバーチャル登山ですが、栗城君は大変だなぁ、常に一人演出&カメラマン
だもんね。
帰って妻がビデオを観て『大丈夫~?転んで頭打ったんじゃないとぉ?』と云われました。
\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?
美しい山々や霧氷をビデオに収めながらゆっくりと堪能し下山して行きます。
〝やっぱ、雪山は青空ばい!〟と一人感動します。帰って妻にビデオを観せるのが
楽しみです。夕焼けまで居てピンクな九重を満喫したい気分ですが、今日は日帰りで
下山後2時間半から3時間は車を運転しなければならないので、諦めました。
途中、夕駈けで登って来られた写真家のご夫婦の方とお話ししたり、私と同年?
もしくは少し年配な方と坊がつるテント泊の話題で盛り上がり、ご一緒に歩きながらの
楽しい会話での下山でした。
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14:50 第2展望台到着。気温は-5℃。日差しで霧氷が融けない訳です。
凍り付いた枝に海老のシッポが出来てたり、氷が融けて更に凍ってルイ君の歯のような
樹氷?だったりで楽しめます。
15:05 人生2度目の単独山行を無事?に終えました。
妻は“転んで頭打ったのでは?”と今でも云ってますが、正確には生まれて直ぐに
既に打ってたのでは?と私自身は思ってます。
今回のお山歩で思ったのは、一人より二人の方がやっぱり楽しい!ルイが居れば
もっと楽しい!ゴア+シンサレートのジャケットは快適。ネパールは九重ではオーバー
スペック?でも爪先が暖かい!ので少し重いけど最高。 深雪でもチェーンスパイクで
大丈夫。高速を使うと3~40分短縮できる。一人だと快適だが帰りの車でねむ~い!
でも、雪山は一人でも楽し~い!が最後に思ったことです。(^^)v
何時も(98%)ひとりで貸し切りな温泉(お問合せにて質問して下さい。こっそりと
ご伝授します)を満喫し一般道で19:00 無事に自宅へたどり着きました。
ねむくて、ねむくて・・・優しい妻はお風呂を沸かしてナベを用意して帰りを待ってて
くれました。温泉に入ったので流石にお風呂はご辞退させていただき、美味しいナベを
肴にビールを飲みながら、ビデオ鑑賞で盛り上がりな食卓でした。
奥様、ありがとうね。次回は一緒に楽しもうねぇ~。(^_-)v
次回は初めてツアーに参加してのお山歩です。前々泊してピンクの九重を満喫しに
ちょっと夕駈けして、2013長者原氷まつりと温泉、冬のくじゅうトレッキングツアーに
参加して、翌日は米米のコンサート!(余談です)で更に汗を流して楽しむ計画です。(^^ゞ
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キャンディー (水曜日, 23 1月 2013 00:07)
陸ドル様お久しぶりです。いつも楽しみにブログ拝見させていただいています。陸ドルさんのブログは、すこし難しい参考書を読む様な感じで、とても、ワクワク心揺さぶられています。19日の牧ノ戸からの雪山でしたね。なんと私たちもそうでした。3日まで待てず、少しだけの朝駆けです。星生または、扇ヶ鼻で、ご来光をと思い5:00登山でした。ガスに包まれなにも見えませんでしたが、楽しい事たくさんありましたよ。山はいいです。一歩一歩足を進めてゆくごとに、心が洗われてゆきます。日頃のモヤモヤやイライラが洗い流されてゆきます。ニアミスですね(^_-)途中ですれ違っていますよ(*^^)v
okadol (水曜日, 23 1月 2013 08:24)
キャンディーさん、今年も宜しくお願いします。
妻からブログの内容『細か過ぎ』と良く言われます。(^^ゞ
でも、私は読んでいただく方に一緒に行動しているような気持ちになられれば!との思いなんです。
そんな気持ちになるお二人のブログを紹介しますね。
Kaji's Photostream
http://kaji.file.ph/
くじゅうRIDE
http://sky.geocities.jp/hoshio9103/
素晴らしい写真と一緒に登ってる気持ちになるブログですよ。
19日ニアミスだったのですね。ルイだけでも連れて行けばお声掛けいただけたかも?ですね。
暖かくなったら新緑の平尾台でご一緒しましょう!妻も私も本当に楽しみにしてます。(*^_^*)
寺平登山会さんも私達以上に楽しみにされていると思います。
yoko namisaki (月曜日, 28 11月 2016 11:02)
参考にさせて頂きます。ありがとうございました。
okadol (月曜日, 28 11月 2016 22:54)
yoko namisakiさん、コメントありがとうございます。
雪山楽しまれて下さい。
私も久しぶりに霧氷を観に行きたくなりました。
霧氷は青空が一番似合ってるので、寒波後の天候が良い時に
楽しみたいと思います。
telefon do wróżki (金曜日, 17 11月 2017 20:40)
niezohydzanie
znany sex telefon (土曜日, 18 11月 2017 00:42)
indocid